[おしらせ]

当ウェブサイトで現在掲載されている録音・写真は、2012年以前に収録・撮影されたものです。
現在、当方は鉄道趣味界全体の諸問題等を憂い、新規収録・撮影等の鉄道趣味活動を積極的には行っておりません。
このウェブサイトは、技術的研究と過去の録音の公開、及びそのための記事作成を主目的として運営されています。


2022年11月3日 21時00分 (JST)

[走行音番組不具合の解消のお知らせ]

一部走行音番組不具合ですが、確認された番組のデータ再作成とアップロードが完了しました。

念のため全ての番組データに対し録音時間による整合性のチェックしましたが、他に不具合のある番組がありましたら、メールフォームにてお知らせください。

ご利用の皆様にはご迷惑をおかけしましたことを、お詫びします。


2022年11月3日(JST)

[一部走行音番組不具合のお知らせ]

只今一部の走行音番組で、聴取に不具合があることが確認されました。
原因は先月末にデータ更新を行った際、記録したメモリカードに不具合があったため、一部番組のデータが破損されていたためです。

現在、確認された番組について順次データ再作成とアップロードを行っております。
復旧の見込みは11月4日中となります。
作業完了後、あらためてお知らせいたします。

ご利用の皆様にはご迷惑をおかけしておりますことを、お詫びします。

なお、先月末版のデータ更新では「標準モード」「LOWモード」の高域部とステレオ間隔等の音質調整を行っております。


2022年7月8日(JST)

[新着走行音のお知らせ(プレリリース版)]

JR東日本八高線103系 モハ102-3002 (元モハ72系 クハ79374)の走行音録音の配信を開始しました。

2001年録音の、元旧形国電モハ72系を出自とする珍しい車両の録音です。

小型カセットテープレコーダーによる簡易な録音ですので、音質についてはご容赦ください。
72系アコモ改造当時から搭載している、103系非冷房車譲りの20kVA電動発電機(MG)の響きが特徴的です。

今回は「プレリリース版」としてホームページにて先行公開し、その他詳細は後日「JR東日本」ページにて掲載します。

この週末は日本のメディアが同じような話題しか追わない日になり、それでいて散々たる状況になりそうなので、代わりに皆様にお楽しみいただけそうなもののひとつをと、マスタリング工程前の編集済のものを先行公開しました。

日本は2012年以降、「報道の自由度ランキング」(NGO「国境なき記者団」による)の順位が急激に下げ続けており、テレビや新聞社等のメディア(これらのウェブやニュースサイトや配信を含む)を見るのが辛い方,見たくも無い方,ウハウハしていない方は、無理をして見るのは避けるか最小限にし、私共のウェブサイトを含めた他のもので、日常をエンジョイしてください。

なお、西日本地方では大雨等の荒天が予想されますが、詳しい気象情報はウェザーニュース社のライブ配信「ウェザーニュースLiVE」で見ることができます
YouTube等で朝5時から夜23時までライブ配信しており、気象状況等により24時間配信になります。
(緊急地震速報やテロップが「黄色(注意)」時は深夜帯は随時、大地震や特別警報発令等でテロップが「赤色(警戒)」時は、24時間ライブ配信)。

この週末、特定の話題中心でレガシーメディアがxxの役にも立たないことが想定されますので(2014年2月の「バレンタイン豪雪」時が、そうであったように)、気象情報は専門会社のメディアで積極的に得るようにし、安全確保に努めてください。

また、終末週末の「結果」については、念のため主催者管理委員会発表の情報と照合し、確認しましょう。


2022年7月2日 11時40分(JST)

[お知らせ ほか]

現在、KDDIの携帯電話サービスで通話・データ通信がしづらい現象が全国的に発生していますが、当方手持ちの端末ではデータ通信のみ可能な状況です。
東京23区内で、4G表示が出ている状態ではデータ通信ができ、povo2.0契約・データトッピング無し・秋葉原で売っていた¥1k(さらに3割引)中古SoftBank端末をSIMフリー化したもの(au 4Gの2.1GHz帯のみ利用可能)で、試しに走行音番組(ECOモード・24kbps)を受信していますが、今のところ途切れることなく受信できています。
発着信共に通話は全くできない状態です。

なお、関係者の皆様へ連絡先として伝えしております電話番号は、旧ウィルコムPHSから斡旋転換したワイモバイル回線のため、影響はありません。

斡旋転換時の特典で「スーパー誰とでも定額」のオプションが無料のガラホプランなため、その月額基本料等だけでも「povo 2.0」の通話かけ放題トッピングの料金より200円程安く、冗長性確保且つそのままのほうが通話目的では経済的なため継続しましたが、もし解約していたら危ないところでした。

ただし、そのワイモバイルのガラホでデータ通信をすると、何と110MBで4950円の「天井」に達してしまうという傾斜の急な超極悪仕様で、ローソンや松屋フーズ等でau pay支払いで500円以上の買い物をすると300MB/実質4日間の「#ギガ活」ボーナスが貰える「povo 2.0」のほうが、データ通信のほうは経済的です(povo2.0でデータトッピングを買っても断然安い)。
牛丼を食べる時は「松屋」か「すき家」にしたり、100均商品や飲食品は「ローソンストア100」で買えるものはそちらへ集約化し買物先のフラグメントを少なくし、且つ500円毎の買い物をするように仕組むと「#ギガ活」ボーナスが得やすいため、通常時にワイモバイルガラホでテザリングの親機にすることは全く無くなり、逆にガラホのほうがpovo2.0スマホのテザリング子機になってしまっています。

また、埼玉県の八潮市には食品以外の品物を全てダイソー商品化した「ダイソー同居型のローソンストア100」という、とんでもなく最強な店舗があり、ダイソー商品はなるべくそちらで買い、且つローソンストア100の飲食品で必要なものも一緒に買うことで500円に容易に達するので、効率的な買い方ができています。

povo2.0は月額基本料無料・・いや、月額基本料という概念の無いローコストサービスですが、生活必需品等でこのような買い方をすることで「お金の流れ」を集約化させて徳(データトッピング)を得られる仕組みというのは、なかなかのビジネスアイデアではないかと思います。
(おかげで「セブンイレブン」で買い物をすることが無くなりました。ローソンストア100が近くに数店あるので)

追記(7月2日13時 JST)
povo2.0スマホ3台あるんですが、うち1台アンテナピクトに「×」がついたまま、残り2台はデータ通信だけ可能という状態ですね。
ややこしそうな障害のようです。

追記(7月2日14時 JST)
ワイモバイルガラホからpovo2.0スマホ3台に通話を試したところ、三者三様で、1台目へは「こちらはソフトバンクです、お掛けになった電話番号は現在使われておりません」に、2台目へは「電波の届かない場所におられるか電源が入っていません」に、3台目へは何もアクションなく切れて終了という状態で、ほんとややこしそうな障害のようです。
またアンテナピクトに「×」が付いた端末もあります。

サイトのヘッダに公衆電話検索のリンクを出しました。 (3日5時 掲載終了)
神奈川・長野・新潟から東側はNTT東日本に、静岡・岐阜・富山県から西側はNTT西日本です。
僕等の世代だと、大規模電話障害事故として1984年11月の「世田谷電報電話局ケーブル火災事故」が記憶にありますが、あの時代は一般には電電公社の電話しかない時代で、それが使えなくなったために世田谷区内では110番や119番通報が一切できなくなり、巡回強化や火ノ見櫓で監視強化、地域のアマチュア無線局は待機態勢に、また交番に直接出向いて警察や消防・救急の要請等を行う等、このような混乱が9日間も続いた件を思い出します。

昔と比べて公衆電話の設置が大変少なくなっていますので、店舗等でau以外の電話回線のある方は、緊急通報に協力する旨の張り紙等を出すのも良いかもしれません。

追記(7月2日20時 JST)
設備故障による輻輳が原因との発表がありました。
原因が判れば、あとは座して待つしかないでしょう。
6時間程度、前述の元SoftBank端末(au 4Gは2.1GHz帯のみ対応)で当サイトの配信(ECOモード 24kbps)や、プライベートサーバーの再圧縮システム経由で受信した海外ラジオ配信(HE-AACv2 16kbpsへ再圧縮)を聴いていましたが、途切れることやデータ通信自体ができなくなることはありませんでした。
au対応端末でアンテナピクトの×が消えているので、今度はau端末で試しています。

・・・と書いている傍から、au端末のデータ通信が切れて「×」が出てしまいました。
プラチナバンドを掴む(使える)と、却ってダメっぽいですね。(但し通話は依然として何れも不可)

追記(7月2日21時 JST)
公衆電話の使い方が解らない、という若年層の話が目立ちますね。
確かに21世紀の今だとそうなるでしょう。

公衆電話の基本的な使い方(硬貨)

1. 10円硬貨を10枚程度用意する。釣りが要らないなら100円硬貨でも構わない。
2. 受話器を上げる
3. 電話番号をプッシュボタンで入力。間違えたら受話器を速攻元に戻して硬貨を返却口から回収する。
4. 通話。無駄話をせず用件のみを簡潔に話す。携帯宛は高額になるので注意を。
5. 投入した硬貨額では足りなくなると「プー」と音がするので、硬貨を追加投入する。
6. 通話終了は受話器を元に戻す。課金で使われ無かった硬貨は、返却口に戻る。

なお、大規模災害時は公衆電話の無料開放が行われることがあり、東日本大震災では都内を含む関東および東北地方で行われており、その場合は一般の電話のように受話器を上げて電話番号を入力すれば利用可能でした。

追記(7月3日5時 JST)
復旧見込み時間が発表されましたが、現時点では相変わらず通話は不可、データ通信も前述の元SoftBank端末(au 4Gは2.1GHz帯のみ対応)以外は「×」が出て通信できない場合が時折あります。
au契約のほうでは「LTE約款74条」による賠償条項が話題になっていますが、povo契約は・・・「詫びギガ・24時間使い放題×3・有効期限2023年7月末まで」くらいでどうでしょうか、KDDIさん。
実際当方も、木曜日未明に登録して土曜日のうちに使い切るはずだったデータボーナスが、障害で使えず日曜日に繰り越されて(実質4日間有効のため)、ちょいと消化計画がズレてしまっています。

追記(7月4日21時30分 JST)
KDDI的にはまだ「運転再開後のダイヤ乱れによる混雑」の状態ですが、23区では18時頃から通話も使えるようになりました。
データ通信は3日は速度はやや低いものの切れること無く通信できており、4日は概ね通常通りの速度でした。
元SoftBank端末(au 4Gは2.1GHz帯のみ対応)は、一旦再起動の必要がありました。
ワイモバイルの通話定額ガラホは活きていましたから、実務には影響ありませんでした。
念のため、povo2.0のスマホには、基本料無料のIP電話も使えるようにしたほうが良さそうです。

ところで、急病等で緊急通報ができずに消防署に駆け込んだという事例も報道されていますが、このような場合は最寄りのコンビニでも構いません。
実際筆者は、夜中にコンビニコーヒーを駐輪場で飲んでいたところ、ケアマーク札を下げたご老人がコンビニで保護され救急搬送された場に遭遇したことがあります。

コンビニといえば、セブンイレブンが公衆Wi-Fi提供を止めていたのが何気に不便だったようで。
もっとも、末期は機器メンテナンスが行き届かず接続できない店も多かったですが。

アメダスやクロネコヤマト等、社会的影響が大きかったのも意外でした。
ソフトバンクはともかくも、ドコモの障害時でもここまで社会的な影響は起きていなかったので。
楽天モバイルは1週間くらい止まっても、影響は無さそうですが。


2022年6月9日(JST)

[配信データ改善のお知らせ ほか]

細かい改良等を反映するため、定期的に配信データをエンコードをし直していますが、旧プロセッサ時代から気になっていた、一部の番組でステレオの中心部(センター)音量が低くなる現象を改善したため、お知らせします。
これにより、スマートフォン等再生機器で強制的にモノラル再生とした場合の互換性を改善しました。
以前のものと比べて中心部が前に出てくる感じとなりますが、処理前音源と概ね同じとなるよう調整しています。

※ 2022.06.11完了済・再度調整のためデータを差し替えました。

新規の録音の公開は、今夏は1~2本程度予定しています。


2022年4月26日(JST)

[配信データ改善のお知らせ(ECOモード・LOWモード)]

エンコーダーを最新コンパイラでビルドしたところ、特に「LOWモード」で良好な結果を得られたため、データを更新しました。
(iPhone/iPad向け配信を除く。番組内容は以前と同一)

この「LOWモード」の名称ですが、近々「モバイル標準モード(仮称)」に改めようかと検討中です。


今回のエンコード作業も、AndroidスマートフォンのLinux環境(Termux)でのエンコードです。
TermuxのCコンパイラ(LLVM/clang)が最新版になったことで、ECOモード・LOWモードで利用している過去のバージョンのエンコーダーがビルド可能なり、より高品質な結果を得られるようになりました。

過去のバージョンとはいえ、最新のビルド環境で得られるバイナリは高効率かつ高品質なものとなり、かつSOCも当時のスマホとは比べ物にならないパワーがありますので、リリース当時には出せなかったクオリティが実現したことになります。

ただし、tar ballで頒布されたソースコード等そのままではビルドできず、一部ファイルを最新のものに差し替える必要がありました。
(config.guess、config.sub)


2022年3月17日(JST)

[おしらせ]

2022年3月16日の福島県沖を震源とする地震により、被害に遭われた皆様に心より御見舞申し上げます。

東北新幹線が脱線した規模の地震との報を受け、一時「標準モード」の配信を見合わせていましたが、現在は再開しております。


2022年3月6日(JST)

[おしらせ]

「コラム」に「新性能第3世代「ブロードキャスト・サウンドプロセッサ(BSP G3)」について」と「そういえば、いつからこういうサイトをやってたんだっけ?、という話」を掲載しました。


2022年2月25日(JST)

[おしらせ ページ表示方法について試験中]

スマートフォンでも見やすいよう、「東京メトロ(営団地下鉄)」ページにて、試験的に走行音一覧と長い本文の表示を「折りたたみ式」としました。
一覧の折りたたみはトグルで再度の折りたたみが可能で、本文の折りたたみは展開すると「続きを読む」が隠れるようにしました。
本文の折りたたみのタイミングは、概ね自分が使っているスマートフォンで画面に収まらなくなる程度のところで、折りたたみメニューを設けるようにしています。

新しめのブラウザの標準機能を利用したものなので、古いブラウザでは折りたたみ表示になっていなかったり、あるいは「続きを読む」が隠れないものもあります(AndroidのChromium系ブラウザで, 一部そのようなものがあり)。

また画像削減も今後各ページで行うことにしており、「東京メトロ(営団地下鉄)」ページでは新レイアウトの都合で1点削減しています。

試験的で標準機能のみ利用なので見栄は最小限ですが、不都合が無ければ今後はこれを標準のレイアウトにして、他のページも着手します。


2022年2月25日(JST)

[雑記 あのラジオ番組を聴いてますか?と尋ねられて]

NHKラジオ第一放送で放送されている「鉄旅・音旅 出発進行」を聴いてますか?と尋ねられたのですが、実は殆ど聴いてません。

純粋に音だけ楽しみたい向きには、あの番組は演出過剰で聞くに耐えられないからです。
警笛音とか車掌の物真似、それに「出発進行!」などという効果音や演出は、私には邪魔でしかありません。
こういう演出があるから一般のみならず鉄道ファンにも受けると安易に考えるのは、如何なものでしょうか。
同じような他の鉄道ファン向きラジオ番組も、聞くに耐えられないので聴いていません(かつしかFMの番組等)

同様に、いわゆる鉄道好きタレントとか芸人みないなのにも、まったく興味ありませんし、芸人のイジるような演出にも不愉快で耐えられません。
日本メディアからの取材等を難癖付けて※断ったのは、これらが理由です。

筆者がほんとうに聴きたいのは、同じNHKラジオの「音の風景」の鉄道に関係した回です。
アナウンサーが淡々と、その音の情景を僅かな解説をしていくだけの番組で、鉄道に関係した回も幾つかあります。
この番組で鉄道に関係した特集があれば、毎回でも聴きたくなります。

敢えて聴取者からの手紙メール等を取り上げるというのであれば、情報系番組で例えればTBSラジオの荻上チキ氏、音楽番組で例えれば英国出身のラジオDJのピーター・バラカン氏のような、落ち着きのある対応をした方が進行してくれればと思います。
(バラカン氏は、NHK-FMで毎週土曜日「ウィークエンド・サンシャイン」という番組を持っていますが、古今東西の洋楽を中心として落ち着いて聴けます)


※「自殺報道ガイドライン」や「薬物報道ガイドライン」を、メディア全体・全社的に厳守していることを条件にしているため。


2022年2月20日(JST)

[配信データ改善のお知らせ(ECOモード・LOWモード)]

ECOモード(24kbps)、LOWモード(48kbps)の配信データを改善しました。
両モードの高域の改善と、ECOモードのステレオセパレーションの改善(拡大)を実施しました。
(通常使用していない「非常用ECOモード(16kbps)」も同様に改善しています)

現在エンコードに用いているAndroidスマートフォンのLinux環境(Termux,UserLand)下でのエンコーダーにおいて、従来のPC環境下のエンコーダーと比べてエンコード性能に余裕があることが確認されたため、適用したものです。

標準モードは従来とおりですが、エンコードし直しています。
また、iPhone・iPad向け(iOS11以上未確認・非対応)についても、Android・PC向け配信用エンコーダー(コーデック)とは異なりますが、同等の品質とするためエンコードし直しています。

途中までしか聴けない番組がありましたら、メールフォームでお知らせください。
(この件についてのみの場合は匿名で構いません。なおSNS等で記されましても対応いたしかねますので、当サイトのメールフォームでお知らせください)


2022年2月20日(JST)

[謹告・障害発生による配信サービス中断のおしらせ →暫定復旧 ]

2022年2月19日より、管理サーバーでハードウエア障害が発生しているため、配信サービスを中断しております。
代替サーバーの手配・復旧まで、1~2週間程度かかる見込みです。
ご利用の皆様にはご不便をおかけしますことをお詫びします。

復旧まで、今しばらくお待ちください。


日本時間2022年2月20日3時50分に、暫定対応で配信を再開しました。
なお、不安定な場合がありますので、あらかじめご了承ください。


2022年2月5日(JST)

[雑記のようなもの]

最近、auの「povo 2.0」でデータトッピング無し(公称128kbps)の状態でも、「LOWモード (48kbps)」で夜のピーク時間帯でも途切れること無く再生できるようです。
試した端末もsoftbank向けのものをSIMフリー化し、auのプラチナバンドが使えない(2GHz帯のみ使用)という厳しい条件の端末でも、途切れること無く再生できています。
ネットワーク側の改善が入ったのかもしれません。


さて、48kbpsというのはサイマルラジオ「radiko」の配信ビットレートと同じなのですが、radikoのほうは専用アプリで番組表やお知らせ等のデータも受信しなければならないので、povo2.0のデータトッピング無しでradikoアプリでの受信はかなり困難です。
しかし、ラジオの配信データだけを受信するならデータトッピング無しでも楽勝です。

ラジオ配信データのみをAndroidで受信する方法ですが、Linux環境「Termux」上でスクリプトを用いて再生すれば可能です。
スクリプトは「radi.sh」というものを改造し( https://github.com/uru2/radish オリジナルはファイルへの書き出ししかできない)、受信データを全てPCM(wav)で標準出力に出し、パイプを介して適当なコマンドでオンデマンド再生するようにしたシェルワンライナーを筆者は使用しています。
単なるシェルワンライナーなので、一般的なLinuxデスクトップPCでも同様に扱うことができ、shスクリプトを書けばcronで自動録音も可能です。

「radi.sh」の改造スクリプトでデータが標準出力に出せれば、オンデマンドでより低いビットレートに再変換させることも楽勝です。
sshで入れるUnix系サーバーに必要なスクリプト(前述のradi.sh改造版など)やソフトウエアを仕込み、サーバーでradikoや国内外のネットラジオ等を受信させ低ビットレートのMP3やAACに再変換させ、標準出力でsshを介しTermuxに送信するシェルワンライナーをプライベートで実用化しています。
(後日当サイトで採用しているサウンドプロセッサを組み込むよう、スクリプト化)

特にHE-AACv2(libfdk-aac)の24kbpsステレオに再変換させたそれは、音質はそこそこ実用上充分で、そしてpovo2.0のデータトッピング無しでもほぼ安定して受信することが出来ています。

詳細は、いずれ記事にしようかと思います。


2022年1月4日(JST)

[お知らせ]

都営地下鉄三田線6000形 6176号の走行音録音の配信を開始しました。

引退間近の1999年12月の録音です。

カルダン車の録音を増やそうと録音データを探していた所、都営三田線6000形の引退間際の録音が数本あり、ネットを検索しても6000形の全区間録音の公開を見かけないので、先ずはこの録音を編集しました。
復路の録音もあるので、追って編集します。

この後も、カルダン車の録音を予定しています。


ところで、今回の公開用データは、Androidベースのフィーチャーフォン(通称ガラホ)に導入したLinux環境(Termux)にて、サウンドプロセッサ部の処理を行なわせました。
20年前のPentium4パソコンでは発熱も電力消費も激しかったこの処理が、比肩するかそれ以上の処理速度ながら電池駆動のポケットに入るガラホで、僅かに温かくなる程度済むようになったとは、隔世の感があります。
(エンコードは品質統一の観点から、従来のAndroidスマホで処理しています)



2022年1月1日(UTC)

[新年のご挨拶]

新春を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。また、日頃よりStream Expressをご利用いただき、厚く御礼申し上げます。

Stream Expressは、本年も魅惑の鉄道走行音をお届けしてまいります。
引き続き皆様からのご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。



2021年11月25日(JST)

[画像の遅延読み込み対応について]

画像の多いページについて、低速度回線でも読みやすいよう遅延読み込みに対応しました。
高速度回線下でも、表示している部分から読み込むようになるため、データ使用量の削減に効果があります。

また、これに準じて機能が実装されたFirefoxの75以降も対応しています。
Chromium/Google Chromeブラウザに最近実装された機能を用いたもので、対応ブラウザは、Chromium/Google Chromeブラウザの76以降、およびChromiumベースのブラウザ(Brave,Vivaldi,Edge等)の最近のものです。 (Android端末では、実際に無トッピングのpovo 2.0回線で効果を確認しました)
なお、Apple社製端末のSafariブラウザは、現時点では未対応です(ブラウザ側の実験的機能の実装に留まる)。
音声聴取を含め快適なご利用は、パソコンかAndroid端末でご利用ください。



2021年11月24日(JST)

[iPhone OS 14・15での聴取について]

iPohone OSの14および15で聴取ができないようです(プレイヤーが表示されないようです)。

これ以上、Apple端末関係に時間や手間はかけたくないので、積極的に原因を探りません。
お聞きになられたい場合は、PCかAndroid端末を奨めます。



2021年10月29日(JST)

[一部走行音の新コーデック及びECOモードステレオ化試験送信について]

新コーデック導入試験の一環で、一部の走行音の「ECOモード」(24kbps)を順次ステレオ送信化しています。
対象の環境はAndroidスマートフォン・タブレットです(概ねAnrdoid4.2以降のChrome,Firefox,Braveブラウザ等)。
「LOWモード」(48kbps)、「標準モード」(96kbps)についても、新コーデックによる試験送信を行っております。

この新コーデックは従来のものよりも音質面での改善を図ることができ、「ECOモード」での音質を大幅に改善しているほか、実利用上「標準モード」と「LOWモード」に音質面での差が無く、「音質に神経質な方」でない限りデータ量を節約できる「LOWモード」でご利用を奨めます。
(従来のコーデックを用いるシステムでの運用互換上、新コーデックでも「標準モード」を存置している状態です。)

ECOモードがステレオ化している番組は、他のモードも新コーデックになっています(モノラル録音番組も順次対応.銀座線1700形・大雄山線・世田谷線70形釣掛等)。
データ形式の違いから低速度回線・反応速度の遅い回線の場合、再生までの時間が従来のものよりも多くかかる傾向になっています。
特に1時間半以上の長時間の録音番組では、回線速度の低い場合は再生までに1分以上かかる場合があることを確認しています。
対応策は現在調査検討中です。
(ECOモードを低速度回線で利用する方には、大変申し訳ない状態です)

また、Apple社製端末(iPhone等)での聴取不具合への対応として、これらにも新コーデックによる試験送信を行っていますが、まだ十分検証できていないため、不具合があったり「LOWモード」や「ECOモード」で聴取まで1〜2分程度かかる場合があるようで、当面は「標準モード」でお試し下さい。
技術的な問題点等を探っておりますが、正直Apple社製端末向けは手を焼いてコストもかかるため、結果によっては今後非対応にする可能性もあります。
(それくらい厄介で、かつての「IEブラウザ」のようなものです)。

スマートフォン・タブレットでのご利用は、Android端末を推奨します。

PC向けについては、現時点では従来のコーデックによる送信となっています。(ECOモードは全てモノラル送信。いずれ対応予定)


余談ですが新コーデックのエンコードには、ブロードキャスト・サウンドプロセッサ部も含めて、Linux端末化したARMアーキテクチャのオクタコアAndroidスマートフォンで処理を行っており、同程度の処理能力のx86_64(amd64)アーキテクチャのPCよりも大幅に消費電力量・発熱量を削減しております。



2021年10月14日(JST)

[au povo 2.0 でご利用の方へ、おしらせ]

auの新サービス「povo 2.0」をご利用の方で、無トッピング(公称128kbps)で聴取される方は「ECOモード」(24kbps モノラル)でご利用ください。
無トッピングでの実質回線速度は56~64kbpsでブレもあるため、「LOWモード」(48kbps ステレオ)ではお聴き難い場合があります。
(当方で確認しました. povo 2.0については後日記事にします)

現在「ECOモード」については再度ステレオ化すべく、品質テスト中です。
11月上旬~中旬にリリース予定です。
(同時にapple製端末での聴取不具合にも対応予定です)



2021年7月21日(JST)

[おしらせ]

一日の聴取回数制限を「当分の間」緩和します。
一日延々と当サイトの録音番組(平均1時間程度)を聞き続けても、制限に達しない閾値にしました。
(ただし、タイムススライダ操作の閾値は従来通りですので、必要以上の頻繁な操作は避けてください)

日本のメディアが退屈になるこの夏、当サイトの走行音をお聞きください。



2021年3月11日(JST)

[非常時対応訓練おしらせ]

非常時対応訓練を兼ねて、日本時間3月11日は終日「ECOモード」を16kbpsで運用します。
(全番組モノラル・データ量は標準モード比83%減・AMラジオ相当の音質)

また、日本時間3月11日の19時から23時頃にかけて、ストリーミング配信の強制切断テストも行います。
ご理解とご協力をお願いします。

2021年は、9月1日(防災の日)にも同様の訓練を行う予定です。



2021年3月10日(UTC)

[雑記のようなもの]

利用・聴取されている方には直接関係なく内容にも変更は無い話で恐縮ですが・・・。
後日詳しく書きますが、試験的に走行音番組データを新たなサウンドプロセッサ処理用Linux機を用いて変換したものに順次差し替えています。

新たなプロセッサ処理用Linux機ですが、その実態は「Androidスマートフォン」です。

公開用データの作成において、最もCPUパワーを消費するプロセッサの中心部とも言える音声処理機構を、他のマシンで処理きるよう(SSHを利用)、シェルスクリプトに手を加えたものです。
この「他のマシン」を、Linux環境「Termux」を入れて必要なソフトウエアを揃えた、オクタコアのAndroid機にして処理を行わせています。
かつてintel CPUを搭載したPCの背面から熱風を吹かせるうような処理が、今のARM系CPUを搭載したスマホでは掌の上でほんのり暖かくなる程度で、しかもマルチコア・マルチタスク・バッテリー電源で軽々と動くのには驚くばかりです。
(数年経った型落ち機種で販売当時はミドルクラスのものでこれですから、より高性能なCPUを搭載した今のものならどうなるのか!)

最初はプロセッサ部のみ処理を投げていたところ、Termuxのコンパイラ(LLVM/Clang)が最新のものでしたので、「標準モード」と「LOWモード」の変換もClangでビルドしたコーデックソフトウエアに行わせましたが、以前のものよりも(細かい部分のレベルで)良好であったため、鋭意差し替えとなったものです。
CPUアーキテクチャやコンパイラ等による差が良好に現れた形で、コーデックソフトウエアを評価する時には、大多数の環境をターゲットにした「吊るし」(アパレル業界用語で「既製(服)」の意味)のバイナリや、ソフトウエアのオプション設定に凝るだけでは正当な評価にはならない場合がある、という例でしょう。


2021年1月1日(UTC)

[新年のご挨拶]

新春を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。また、日頃よりStream Expressをご利用いただき、厚く御礼申し上げます。

Stream Expressは、本年も魅惑の鉄道走行音をお届けしてまいります。
引き続き皆様からのご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。



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