Home > Sound Gallery > 私鉄・公営 その他 > 関西地方 > 叡山電鉄 (叡電)
叡山電鉄 (叡電)
叡山電鉄(叡電)の走行音録音(鉄道サウンド)です。
京都の観光地は数々ありますが、東側の比叡山や鞍馬へと向かうのが「叡山電鉄」です。
ターミナルの出町柳駅は京都市電廃止後、長らく他の鉄軌道路線と連絡が無く孤立していた状態でしたが、京阪本線の実質延長線となる京阪鴨東線が出町柳まで開通し利便性が向上したことから、乗客数も回復する程になりました。
路線は、京都電灯叡山電車部を起源とする「叡山本線」と、京都電灯の子会社だった鞍馬電気鉄道を起源とする「鞍馬線」の2路線あり、実質は両者一体の運営がなされ、戦時統合により京福電気鉄道の運営となっていたものです。
長らく京福の一部門でしたが1985年に分社化。2003年には京阪電鉄の完全子会社となっています。
続きを読む ↓
略称は「叡電(eiden)」で、かつての「叡山電車部」が由来と思われますが、京福時代も嵐山線の略称「嵐電(randen)」に対し「叡電」と呼ばれ続けており、分社化で「文字通り」となったものです。
鞍馬線は末端部に最大50パーミルの勾配があり、京都市内の鉄道で最大勾配を誇る山岳路線ですが、叡山本線はそれに比べると勾配は緩いものの、末端の区間では比叡山の裾を登る33.3パーミルの勾配が長く続く路線です。
車両は15m級の小形車で、鞍馬線の急勾配対策で釣掛時代から鞍馬線に運用される車両には電気ブレーキを装備。国内の鉄道線では最後のポール集電だったこともあり、ポールを上げた古風な電車がうなりを上げて登り降りしていました。
ターミナルの出町柳駅は京都市電廃止後、長らく他の鉄軌道路線と連絡が無く孤立していた状態でしたが、京阪本線の実質延長線となる京阪鴨東線が出町柳まで開通し利便性が向上したことから、乗客数も回復する程になりました。
路線は、京都電灯叡山電車部を起源とする「叡山本線」と、京都電灯の子会社だった鞍馬電気鉄道を起源とする「鞍馬線」の2路線あり、実質は両者一体の運営がなされ、戦時統合により京福電気鉄道の運営となっていたものです。
長らく京福の一部門でしたが1985年に分社化。2003年には京阪電鉄の完全子会社となっています。
続きを読む ↓
略称は「叡電(eiden)」で、かつての「叡山電車部」が由来と思われますが、京福時代も嵐山線の略称「嵐電(randen)」に対し「叡電」と呼ばれ続けており、分社化で「文字通り」となったものです。鞍馬線は末端部に最大50パーミルの勾配があり、京都市内の鉄道で最大勾配を誇る山岳路線ですが、叡山本線はそれに比べると勾配は緩いものの、末端の区間では比叡山の裾を登る33.3パーミルの勾配が長く続く路線です。
車両は15m級の小形車で、鞍馬線の急勾配対策で釣掛時代から鞍馬線に運用される車両には電気ブレーキを装備。国内の鉄道線では最後のポール集電だったこともあり、ポールを上げた古風な電車がうなりを上げて登り降りしていました。
叡山電鉄デオ800形. 叡山電鉄の主力車両で,主に鞍馬直通列車に用いられる. 撮影:TH 2001年3月29日 鞍馬駅 (画像修正調整済) |
叡山電鉄デナ21号の前頭部. デナ21形は鞍馬電気鉄道の開業時に,京都電灯叡山電車部デナ121形と共通設計で作られた. 窓の上部隅が曲線で構成された古風で優雅な姿が特徴で,長く叡電の「顔」でもあった. 現在は鞍馬駅前に前頭部と車輪が保存されている. 撮影:TH 2001年3月29日 鞍馬駅前 (画像修正調整済) |
叡山電鉄鞍馬駅. 古風な木造建築の駅舎で,1989年に改築されている. 撮影:TH 2001年3月29日 (画像調整済) |
叡山電鉄鞍馬駅待合室. 撮影当時,照明は蛍光灯であったが,現在は電球式装飾灯具に交換されている. 撮影:TH 2001年3月29日 (画像調整済) |
八瀬遊園駅(現・八瀬比叡山口駅)に停車中のデオ721号. 京都電灯による観光開発の一環で,付近には遊園地もあったため「八瀬遊園」の駅名となっていたもの. 開業以来の駅舎とドーム形屋根を堅持しており,駅の周囲は静かな観光地となっている. 撮影:TH 2001年3月29日 八瀬遊園(現・八瀬比叡山口)駅 (画像調整済) |
■叡山電鉄(叡電) デオ720形 デオ721号 出町柳-八瀬遊園(現・八瀬比叡山口) 往復 2001年3月29日録音 約27分 録音・編集・プロデュース/TH 2012年編集作品 2020年調整版 ©TH |
Home > Sound Gallery > 私鉄・公営 その他 > 関西地方 > 叡山電鉄 (叡電) |
制作・著作 Copyright © 1995 Toru Hirose (Stream Express)
from TOKYO, JAPAN.
画像・録音の著作権者は記事中に表示しています。
本ウェブページサービス上の記事・写真・データ等の無断転載・転写、放送や出版物での無断紹介、複製・再送信、他の電磁媒体等への加工を禁止します。
リンクや転載などについて、詳しくはホームページをご覧ください。