
京浜急行電鉄1000形(二代).
初代1000形に代り,京急の主力である.
画像の1000形は首都圏大手私鉄の新形式一般車としては最後の塗装車体であったが,その後の増備車で一旦ステンレス無塗装タイプの車体に移行したものの,再度塗装車体となってトレンドに逆行する形となっている.
撮影:TH 2010年6月3日
品川-南品川間 (八ツ山橋踏切)
(画像調整済)

京浜急行電鉄1000形(初代).
長く京急の主力車であったが,2010年に引退した.
一部が高松琴平電気鉄道(琴電)に譲渡されている.
撮影:TH 2007年8月25日
品川-南品川間
(画像調整済) |
東京・品川から横浜を経て三浦半島へと至る京浜急行電鉄ですが、首都圏私鉄でありながら、そのスタイルは首都圏離れしていて独特の雰囲気があります。
加えて、首都圏私鉄でも比較的高速度運転(つくばエクスプレス(TX)に次ぐ120km/h運転)を行うため、他の首都圏私鉄に比べてスピードイメージの強い路線です。
開業は1899年、大師電気鉄道により現在の大師線にあたる路線の一部(六郷橋-大師間)が開業。
後に京浜電気鉄道と名を変え路線を拡充。1831年には湘南電気鉄道と線路を接続し、品川-浦賀間の直通運転を開始。1941年に両社は合併します。
戦時中は政府による統制で東急に合併されるものの(大東急)、戦後1948年に独立し、1968年には都営地下鉄一号線(現・浅草線)との相互直通運転を開始し、都心乗り入れを果たします。
都営地下鉄を介して京成電鉄への運転や車両の乗り入れもあり、近年では浅草線を軸にした空港輸送の羽田空港側の一翼を担っています。
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