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仙台市交通局
仙台市交通局(仙台市営地下鉄)の走行音録音です。

 1988年の開業当初はまだ政令指定都市ではなかった仙台市ですが、その後の周辺市町合併で市域も人口も大きくなり、地下鉄も1駅だけとはいえ泉中央まで延伸しています。

 ワンマン運転を前提とするため駅は完全に島式1面構造でホームで折り返す泉中央を除き常に進行方向右側が開き、運転室には赤外線電送による監視テレビが装備されています。
 また、2009年より富沢駅で可動式ホーム柵の運用を開始。2010年2月までに全駅に設置されています。

 路線は、市北部のベッドタウン「泉中央」から、県庁や都心部一の繁華街である一番町界隈の最寄り「勾当台公園」、JR駅を中心とした交通の要所「仙台」、副都心として成長著しい「長町」へと至り、市南部の郊外「富沢」と路線名「南北線」の名のとうり都心を中心に南北に連なる路線となっています。

 2011年3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、2日間全線で運休。3月14日より富沢-台原間で運転再開するものの、地上区間の黒松-泉中央間で高架橋の損傷が酷く復旧が長期化する見込みであったところ、本震災や新潟県中越地震等で新幹線高架橋復旧の経験を重ねたJR東日本の全面協力を得て工事期間を短縮し、2011年4月29日に全線で運転再開となっています。


仙台市交通局1000系.

開業当時は八乙女駅で折り返していたが,片方を降車専用としていた富沢駅とは異なり,2線いずれも乗降兼用で折り返していた.

撮影/TH
1988年 八乙女駅
(フィルム撮影)
仙台市交通局 南北線 1000系電車 (車番不明)
富沢-泉中央 1998年10月26日録音 約30分

録音・編集・プロデュース/TH 1999年編集作品 2020年調整版
©TH


 1000系電車は当初はチョッパ制御で、ATOを装備し運転制御にはファジイ論理が導入されたものとなり当時話題になりました。
 現在はVVVF化・冷房化等の更新工事を受け「1000N系」となり、2013年6月28日をもってチョッパ車による運用が終了しています。

 録音は来仙した際に試しにしたものでしたので、車番は記録していなかったため不明です。
 チョッパ音(周波数)は国鉄や他社局のものよりも、だいぶ低めです(二相二重・各相200Hz・合成周波数400Hz)。
 開通当初は、夏でも冷房が要らない程トンネル内が涼しかったのを覚えています。

仙台市1000系電車車内

撮影/ TH
1988年8月
(フィルム撮影)

開業まもない頃の地下鉄仙台駅改札風景

撮影/ TH
1988年8月
(フィルム撮影)

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制作・著作 Copyright © 1995 Toru Hirose (Stream Express)
from TOKYO, JAPAN.

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